2021氷河期世代国家公務員試験結果

24日氷河期世代国家公務員試験の正式な結果が出ましたね。受かられた方おめでとうございます。

僕の番号はなかったわけですが、それはもう14日にはわかっていたことなので特に何かショックとかそういうこともなかったです。14日も内定が出れば電話が来ることは頭の中にはありましたが、ま、まずないなと思っていたので普通に仕事をしていました。気づいたら午前が終わっていたので「ああ、やっぱりか」といった感じでした。前回は結構ショックだったんですが、今回は全然でしたね。

面接は1か所だけ受けたのですが、手応え的にも全然でしたので面接終了後にほぼダメだなと確信しておりました。

今回の敗因はいろいろありますが、一番は熱意不足かなぁと思っています。どうしても公務員になりたいという熱意はどうしてもなくて、それがどこか面接で出てしまうんですよね。繕いきれないです。今の収入よりも下がってまでやる意味あるんかなぁとか、この齢になって新たな就業場所に飛び込んでいけるのか、しかも一番下っ端でとかいろいろ考えているとどうしても熱量不足になってしまうわけです。

もちろん、熱意だけでなく単純に経歴だったり、自己PR不足だったりもあります。あとは年齢もかな。もちろん受験資格の範囲内ではありますが、40代半ば過ぎの中年男を採用するとなると先方も相当な覚悟が必要になると思うので年齢関係なしに採用したいと思うような人でないと厳しいのではないかと思います。ただでさえ1人の枠を何十人で争うわけですから少しでも綻びが出れば僕らのような年代だと即アウトな気がします。

この試験は救済的な意味合いもあるので、省庁にもよりますがそこまで経歴は重視していないのではないかと思います。ただ、その分国家公務員になる熱意や覚悟があるかはしっかり観ているのではないかと思います。今思えば、給料下がるけど大丈夫かと聞かれたときに「はい、大丈夫です」とだけ答えていましたが、そこに一言添えて「~なので大丈夫です」と熱意を見せる手段もあったなぁと思います。ここだけに限らず、随所に熱意なり覚悟なりを見せる場面はあったなと。まぁ、僕の場合その一言がなかなか思い浮かばないので苦労するわけですが、どうしてもなりたい人はそういったことが事前に準備していなくても自然に出たりするのかもしれません。

いずれにしろ、こんな中途半端な覚悟で受けてもまず受かることはないので、この試験は今回で終わりにしようと思います。元々予備試験の教養対策にでもなればと思って受けた試験だったのですが、結局2年も続けて受けてしまいました。運よく筆記試験だけは受かりましたが、やはり面接は甘くないです。覚悟があってもなかなか受からない厳しい試験なのに、覚悟がないまま受けたのは失態だったなと思います。でも今回は前回と違って想定質問とかも考えて臨んだので、そういった意味ではできる限りのことはしたとは思っています。面接中にああいっておけばよかったといった後悔はたくさんありますが、準備段階では全力を尽くせたと思うので悔いはありません。

来年もう1年この試験は実施されるはずだったと思います。受けられる方は悔いのないように頑張ってください。後日受験記でも書こうかなと思っています。落ちた奴のアレなんで何の参考にもならないかもですがね。