すでに面接結果については別記事にて書きましたが、今回は面接受験記を書いていこうと思います。
この試験は来年最後の1回が実施される予定ですが僕はもう受けませんので、受けた省庁も含めて書いていこうと思います。
まず僕が受けたのは前回も今回も同じ海上保安庁です。前回も今回も受けたのはここ1か所のみです。募集人員は1名。面接場所は第一管区の本部がある小樽です。本省とかと異なり面接は1回のみ。受かればここで働くことになります。僕がここだけしか受けなかった大きな理由は転勤がないからです。国家公務員と言えば転勤がつきものですが、他の海上保安庁は知りませんが少なくとも第一管区は転勤がないのが最大の志望動機でした。もちろん面接で志望動機としていうことはしませんでしたがね。
さて、まず面接予約についてみていきましょう。海上保安庁の場合、今回はメール予約、電話予約どちらでも可能でメール予約の場合は面接カードを添付するというものでした。それも絶対的なものではなく添付できない場合は面接当日持参してもいいというもの。僕は熱意を見せるという意味もあって予約段階で添付しておきました。面接希望日は特に何の設定もなかったですが、勝手に第3希望まで書いておきました。メールを送ったのが面接予約初日の夕方だったので、面接日の電話がきたのは翌日の朝一でした。面接希望日は第1希望で調整してくれました。
では面接当日について書いていきます。庁舎までは車でいき、庁舎隣りにある観光客用の駐車場(800円)に停めました。でも庁舎に停めてもよかったらしいことがあとでわかりました。ま、いいんですけどね。で、庁舎に入ると守衛さんがいて面接を受ける旨を伝えるのですが、そのとき面接者リストぽいのにチェックをしていたのでチラ見してみるとズラッと名前が並んでいました。たぶん15人以上書いてあったと思うので今日の分というよりは3日間のトータル分かもしれません。
ちなみに面接を受けた日ですが、僕の場合は前回は初日、今回は2日目でした。ここしか受けていないのに2日目だったのは単純にこちらのほうが都合がよかったから。できれば今回も初日にしたかったですね。前回は初日だったせいか併願先を聞かれなかったのですが、今回は聞かれたんですよね。たまたまかもしれないですけどね。
さて、庁舎に入って1Fで待っていると案内役の若い人がやってきて2Fの待合室まで案内してくれました。これは前回と同じですね。ただ前回はエレベーターだったのが、今回は階段でしたが。
待合室に入るとまた別の人がいて開口一番「前回も受けられましたか?」と。「あ、はい」と答え、着席し前回と同様業務に関する説明を聞きました。前回は1人別の受験者がいたのですが今回は僕だけでしたね。今回は前回と違って1時間に1人としっかり分けられていたのかもしれません。
10分ほど説明を受けてから面接場所へ移動、いよいよ面接開始です。面接官は前回同様3名。左右は前回と違う人だと思うのですが、真ん中の人は前回と同じ人だったかもしれません。そしてここでも最初に前回も受けましたね的なことを聞かれ、続いて併願先を聞かれました。ま、ここしか受けてないので正直にここだけと答えましたが信じてもらえたかどうかはわかりません。
最初は真ん中の面接官に家族構成や経歴について聞かれ、その後左右の面接官がそれぞれ志望動機、自己PRについて聞かれました。聞かれた内容は今の仕事に関することが多かったような(もううろ覚え)気がします。今まで仕事上一番大変だったことだとか、クレーム対応はどうしたかなどですね。あとは取得資格欄にいっぱい資格書いたんで(笑)、それについて少々聞かれた程度でした。
その後は真ん中の面接官に戻って働くことになった後の説明ですね、給料とかどの部署が希望かとか、どんな仕事に興味があるかなどです。
なんだろう、今回は前回と違って何か流れ作業的な感じがしたんですよね。もう採用する人が決まってるのか、それか面接シートの段階である程度判断しているのかそんな感じのする面接でした。前回は初日に受けたせいか向こうも結構真剣に聞いてくれた感じがして、一番大事なものは何かとか自分の長所と短所とか公務員になる覚悟などなどこの人の本質を探ろうとするような質問が多かったですし、こちらの話したことに食いついてくれたりしたんですが今回はうわべだけの質問が多かった気がします。
ということで、途中から自分の中ですでに終戦ムードが漂い始めて早く終わらないかなと思ってました。なので、だんだん受け答えも適当になっていき、最後に何か質問ありますかと聞かれても速攻で「ないです」って答えて終了。発表を待つまでもなく落ちたなと思いましたね。
途中であきらめるってことはそこまでの覚悟がないことがバレバレですし、相手にもきっとそのように伝わったと思います。面接としてはホント大失敗でした。前回よりマシになるかと思いましたが全然でした。こんな感じだと何回受けようが落ちると思います。
ま、いずれにしろこれにて僕の国家公務員試験受験は終了です。来年は社労士試験に本腰を入れて頑張っていくこととします。