漢検2級自己採点結果と試験雑感

昨日、漢検の模範解答が公表されたので、さっそく自己採点をしてみました。Twitterでも書きましたが、結果は173点で、合格基準である160点を一応超えることができました。

ただ、止めはねなどで失点することも十分ありえるので、173点では安全圏とはいえず、合格したかどうかは発表までわからないですね。

部門別にみると以下のようになりました。

①読み(28/30)

読みはできれば満点を取りたかったところですが、28点に終わりました。過去問では、満点取れることもチラホラあったのでちょっと残念な結果です。「嘲り」と「唾棄」が読めず。

②部首(9/10)

予想外によかったです。過去問では8割超えたのが1度しかなかったので、この点数は上出来です。問題は過去問で見たようなものが多かったです。間違ったのは「了」の部首です。「亅」が正解なのですが、ハネるところをハネずに書きました。

③熟語の構成(16/20)

8割とれたのでこんなものかなと思います。過去問でもこれくらいでしたので。間違ったのは「真摯」と「財閥」。

④四字熟語(26/30)

もし、今回合格したならば、その大きな要因はこの四字熟語での躍進かと思います。過去問だと20点に満たないことが多数だったので、26点は嬉しい誤算というやつです。過去問に加え、漢字サイトで四字熟語を勉強したのがよかったのかもしれません。

ただ、ショックだったのは日常「茶飯」が出てこなかったこと。もう1つ間違ったのは汎愛「兼利」。「兼利」は試験中に当てずっぽうで思いついた熟語ではあるのですが、解答用紙に書いたかどうか記憶が定かではないんですよね。

⑤対義語・類義語(18/20)

過去問では、最初のころは7割程度でしたが、回を重ねるにつれて満点も取れるようになった分野です。なので、9割は想定内、これくらいとれないと困るといった感じです。

間違ったのは、「挫折」の対義語である「貫徹」です。書きはしたのですが、「貫」の字が怪しいんですよね。なので、間違いとして採点しました。

⑥同音・同訓異字(18/20)

同音・同訓異字も過去問では8割、9割は取れていた分野なので、18点は予定通りといったところでしょうか。

間違ったのは、「弄」ですね。読みでは過去問で何度も見たのですが、全く思いつきもしなかったです。

⑦誤字訂正(6/10)

誤算といえるのは、この誤字訂正かなと思います。過去問では8割は取っていたので。間違ったのは「捻出」と「謁見」です。「謁」は最後の最後まで思い出そうとしていたのですが、部首がどうしても出てこなかったです。

試験後、速攻でネットで調べて「あ~」というやつです。

⑧漢字と送り仮名(10/10)

部門別では唯一の満点。過去問ではそんなによくはなかったので、満点は意外です。それにしても「恭しい」は過去問でしょっちゅう見たなぁ。

⑨書き取り(42/50)

試験終わった直後には、この書き取りは満点だと思っていたのですが、自己採点でボロボロと失点を重ねてしまいました。

間違ったのは「画廊」「居候」「片隅」「賜る」。「居候」は「候」のにんべんの横の縦線を書かずに、「諸侯」の「侯」を書いちゃいました。

「片隅」はなぜかわからないのですが、「隈」を書いてしまっていました。大チョンボだなぁ。

「賜る」は「給わる」のほうを書いて間違えてしまいました。

合計点(173/200)

以上合計すると173点になります。去年の過去問13回分の最高点が168点だったことからすると上出来かなと思います。ただ、勉強開始前は2級くらいは楽勝と思っていたので、予想以上に苦戦した感が否めません。何とか合格できればいいんですが。