刑事訴訟法の弱点分析をしてみる

刑事訴訟法の肢別アプリの2周目が終了しました。1周目のときは、データをとってなかったので、ここで弱点分析をしてみようと思います。

まずは、全体の正答率です。これは以前の記事にも載せた加工画像ですが、左が1周目、右が2周目の正答率です。

2周目終了段階で全体の正答率が83%となっています。目標は95%なので、まだまだってところです。

次により詳細にみていくと次の通りになりました。

まずは、総論ですが、ここは正答率が90%くらいあるので、まずまずといったところです。

次に第2編捜査です。ここは正答率が86%あるので、全体の正答率よりは高い分野ですが、「捜査の端緒」、「検証・鑑定」、「科学的捜査」、「違法捜査に対する救済」あたりは正答率が低いですね。

続いて第3編公訴になりますが、ここは2周目終了段階でも正答率が80%を切っている分野なので、明らかに弱点といえます。

特に、「審判の対象」、「訴訟条件」の正答率はひどいですね。ここは、しっかりテキストを読み直す必要がありそうです。

続いて第4編公判です。ここは1周目終了段階の正答率が75.1%だったのですが、2周目終了段階では82.8%と大きく伸びた分野です。ただ、それでもまだ83%ほどなので、「公判の準備手続」、「公判期日の手続」については弱点補強が必要といえます。

次は「証拠法」になります。ここは、1周目終了段階が79.3%で、2周目終了段階で82.9%となっています。伸びてはいますが、微妙です。

やはり、この中でひと際目立つのが「伝聞法則」の77.4%ですね。あとは問題数の多い「証拠調手続」でしょうか。この2つの強化に努めたいです。

次は第6編「公判の裁判」になります。科目の後半になるにつれて、だんだん知識の曖昧な箇所が増えてくるのですが、「裁判の内容」などもそうです。免訴判決の要件はすべておぼえてるのですが、判決による公訴棄却事由や決定による公訴棄却事由などは結構怪しいですね。

次は第7編「救済手続」ですが、ここは明らかに弱点といえる分野ですね。1周目終了段階で、71.1%、2周目終了段階でも73.7%とほとんど成長が見られません。

あとは第8編~第10編ですが、ここは第8編の「略式手続」ですね。1周目よりも正答率が下がっているというひどい有様です。弱いとわかっていたので、以前テキストを読んだ記憶はあるのですが、全然身になっていないようです。

以上から、以下を中心に弱点補強を図っていこうと思っています。

弱点補強分野


①伝聞法則②上訴、再審・非常上告③訴訟条件④審判の対象⑤証拠調べ手続⑥裁判の内容⑦公判の準備手続⑧公判期日の手続⑨違法捜査に対する救済⑩科学的捜査⑪捜査の端緒⑫検証・鑑定⑬略式手続

これから3週目に突入しますが、3周目は重要問題だけやっていこうと思います。肢別アプリには、重要問題に「★」印がついているのですが、この重要問題の正答率を調べてみると、2周とも正解している問題の正答率が72%しかありませんでした。ちょっとショックでしたので、まずは重要問題をしっかり解けるように頑張っていこうと思います。