司法試験予備試験概要~試験日・受験料・合格率など

司法試験予備試験の概要について簡単にまとめておきます。

受験資格

受験資格に制限はありません。誰でも受験できます。

ただし、司法試験予備試験には短答式試験、論文式試験、口述試験がありますが、短答式試験に合格することで論文式試験を受験することができ、論文式試験に合格することで口述試験の受験資格が得られます。

試験日

令和5年から変更になっています。

短答式試験:7月中旬

論文式試験:9月上旬の土日2日間

口述試験:翌年1月下旬の土日2日間

受験申込受付期間

受験申込方法は郵送申込のみとなっています。

受験申込受付期間は令和5年から3月上旬から中旬にかけての10日間ほどに変更となりました。

試験地

短答式試験:札幌市又はその周辺,仙台市又はその周辺,東京都又はその周辺,名古屋市又はその周辺,大阪府又はその周辺,広島市又はその周辺,福岡市 又はその周辺

論文式試験:札幌市,東京都又はその周辺,大阪市又はその周辺,福岡市

口述試験:法務省浦安総合センター(千葉県浦安市日の出2-1-16)

受験料

受験料は17500円です。

直近の合格率など

年度 申込者数 受験者数 合格者数 合格率
平成23年度 8971人 6477人 116人 1.8%
平成24年度 9118人 7183人 219人 3.0%
平成25年度 11255人 9224人 351人 3.8%
平成26年度 12622人 10347人 356人 3.4%
平成27年度 12543人 10334人 394人 3.8%
平成28年度 12767人 10442人 405人 3.9%
平成29年度 13178人 10743人 444人 4.1%
平成30年度 13746人 11136人 433人 3.9%
令和元年度 14494人 11780人 476人 4.0%
令和2年度 14560人 10608人 442人 4.16%
令和3年度 14317人 11717人 467人 3.98%
令和4年度 16145人 13004人 472人 3.62%

ロースクールへの入学者が年々減っている一方で、予備試験の受験者数は毎年少しずつ増えていっている状況です。それに伴って合格者数も増えていっていますが、合格率は4%前後とかなり難関です。