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今回は給与計算実務能力検定についてまとめてみました。

受験資格

特になし(いきなり1級受験も可能)

試験日

1級

毎年11月(年1回)

2級

毎年11月・3月(年2回)

3級

好きなタイミングで受験できる

※申込から60日以内に①web講座の受講②web試験の受験の完了

試験申込期間

1級

毎年6月中旬から10月中旬

2級

11月試験:毎年6月中旬から10月中旬

3月試験:12月中旬から2月中旬

※1級、2級ともweb出願の場合です。郵送でも出願はできますが、web出願より半月ほど締切が短くなっています。

3級

特になし

試験地

北海道、宮城、栃木、埼玉、千葉、東京、神奈川、新潟、石川、長野、静岡、愛知、京都、大阪、兵庫、岡山、広島、香川、福岡、熊本、大分、鹿児島、沖縄

受験料

1級

11000円

2級

8800円

3級

10000円

※web講座、教材代込み

※2回目以降は5000円

級の区分

1級

労働法令や税務についても正しく理解し、複雑な制度やイレギュラーな給与体系にも対応可能であり、また年末調整を含め、年間を通じて給与計算に関するすべての業務に精通したレベル。社会保険や税務等付随する手続きを行うことができ、リーダーとして給与計算業務の管理ができる。

2級

実務上の基礎となる労務コンプライアンスについて正しく理解し、基本的な給与計算を行い、給与明細を作成できるレベル。一般職員として、年末調整以外の通常の給与計算と賞与の計算ができる。

3級

労働時間や割増賃金、社会保険、税金等の給与計算に関する基本事項について理解できているレベル。給与計算・社会保険手続の仕事の基本概念や業務上の専門用語の理解等、給与計算実務上の共通言語を持ち、アシスタントとして実務の補助ができる

試験範囲

1級

・給与計算の総合的知識

・社会保険手続の総合的知識

・イレギュラーなケースの賞与計算

・退職金に関する知識

・年末調整に関する知識

2級

・給与計算の基本的知識

・社会保険手続の基本的知識

・賞与計算の基本的知識

・給与計算実務に関連する労働法令についての知識

・社会保険制度についての基本的知識

3級

・給与計算を行うにあたって必要となる前提知識

・給与計算に関する専門用語に関する知識

・給与計算や社会保険手続きに関する基本的知識

試験時間

1級・2級

120分

3級

45分

出題形式

1級

知識問題30問(4肢択一式)・計算問題10問(記述式)

知識問題1問2点(計70点)計算問題1問6点(計30点) 合計100点満点

2級

知識問題35問(4肢択一式)・計算問題5問(4肢択一式)

3級

知識問題25問(3肢択一式)・計算問題5問(3肢択一式)

知識問題1問3点(計75点)計算問題1問5点(計25点) 合計100点満点

合格基準

1級

出題問題のうち、7割以上得点し、かつ計算問題の6割以上の得点獲得をもって合格基準とする。

2級

出題問題のうち、7割以上の得点獲得をもって合格基準とする。

3級

7割以上の獲得(70点以上)

直近の合格率

1級

受験者数 合格者数 合格率
平成29年 735人 202人 27.5%
平成30年 1145人 404人 35.3%
令和元年 1579人 730人 46.2%
令和2年 1643人 935人 56.9%
令和3年 2164人 1124人 51.9%
令和4年 2207人 1056人 47.85%
令和5年 2640人 1266人 47.95%
令和6年11月 2951人 1104人 37.41%

2級

受験者数 合格者数 合格率
平成30年3月 1223人 910人 74.4%
平成30年11月 1209人 853人 70.6%
平成31年3月 1257人 948人 75.4%
令和元年11月 1413人 1024人 72.5%
令和2年5月 944人 818人 86.7%
令和2年11月 1407人 1046人 74.3%
令和3年3月 1243人 1016人 81.7%
令和3年11月 1705人 1205人 70.7%
令和4年3月 1395人 1040人 74.6%
令和4年11月 1761人 1223人 69.5%
令和5年3月 1595人 1183人 74.17%
令和5年11月 1938人 1295人 66.82%
令和6年3月 1900人 1314人 69.16%
令和6年11月 2214人 1608人 72.63%
令和7年3月 2056人 1104人 76.41%

公式サイト

実務能力開発支援協会