司法試験予備試験短答受験してきました

新型コロナウィルスの影響で3か月延期になっていた予備試験の短答試験が本日行われました。

受験された方おつかれさまでした。

自分ももちろん受験してきました。さて、今日1日を振り返ると、まず起きたが7時で、朝ご飯を軽くとって朝7時半すぎに車で出発しました。試験会場はTKPガーデンシティ札幌駅前です。

道はすいていましたので、予定より早く駐車場に到着しました。まだ会場にいっても入れないと思ったので駐車場でしばらく勉強してから試験会場に入りました。

これまでと会場が違いますが、やはり何より違うのが検温ですかね。何やら大きい機械がおいてありましたが、検温自体はちょっときょろきょろと挙動不審な動作をしているうちに終わりました。

試験室に入るとわかってはいましたが、窓が1つもありません。出入口のドアだけは開けっ放しでしたが、換気という意味ではあまりよろしくない環境です。

そして席ですが、てっきりコロナ対策として1テーブル1人かと思っていましたが、2人掛け・・・。ただ、僕は隣の人と前の人が欠席で、しかも一番後ろの席だったので、後ろもいないというあの会場の中ではかなり恵まれた環境でした。

試験室は42人分の席が用意されていましたが、受験者は30人ほどでした。いつもは8割くらいなので、やはりコロナの影響でしょうか、少し少なかった印象です。

さて、到着したのが8時50分くらいでしたので、試験説明が始まるまでまだ時間があったので、その間は六法で民法の条文を読んで最初の民事系の科目に備えました。

9時15分になると試験の説明が始まりましたが、もう慣れている(慣れたくなかったが)のであまりに耳に入ってきませんでした。

マスクが暑苦しいなぁと思いつつ、試験までじっと待っていました。

民法・商法・民事訴訟法開始

9時45分、いよいよ開始です。まず民法から解いていきました。が、去年と比べてかなり難易度が上がっている感じがしました。去年が簡単だったので、今年は改正のことも相まって難化はある程度予想していましたが、予想以上でした。

とにかく時間がかかってしまいました。全問答えきれませんでしたが、すでに35分経過していたので、あわてて商法へ。

そして商法ですが、これまた難しい。いまいち肢が絞り切れないせいで、答えを出すのに時間がかかってしまいました。それでも何とか答えを出して残り25分で民訴に取り掛かりました。

民訴で一気に追い上げたかったのですが、残り15分であと8問ほど残っている状態でした。この段階でかなり焦り始めてかなり雑に肢を見るようになってしまいました。

もうこうなると答えはかなり適当になってきます。あげくにマスクをはずしていたらしく(気づかなかった)注意される羽目に。

ということで、民事系爆死です。去年と比べるとどれも難化してる印象です。もうね、民事系終わった時点でかなり心が折れそうでしたよ。

憲法・行政法開始

休憩をはさんで、12時から憲法、行政法が始まりました。

まずは憲法からですが、民事系とうってかわってサクサクと答えることができました。15分で終了して行政法へ。

行政法はじっくり読んだこともあって30分ほどかかりましたが、15分残して問題自体は解き終えることができました。

憲法、行政法ともに去年より易化してるかなと思います。ただ、公法系は出題形式的に点数が取りづらいので、点がとれたかどうかというとちょっと疑問ですね。何かボロボロと落としそうな感じがします。

ここで、ちょうど半分終了で、1時間休憩になりました。予めコンビニでパンを購入していたので、5分ほどで食べてあとは外に出て肢別アプリを解いていました。

刑法・刑事訴訟法開始

14時15分、法律科目最後となる刑法、刑事訴訟法が始まりました。もうここで挽回しないとどうしようもないので、気合いれていきましたが、なかなかきつかったです。なんかね、個数問題増えてないですか?個数問題増えると全部の肢をみなければならなくなるので時間はかかるし、正答率も当然落ちるので嫌なんですが・・・。何か公法系と同じように点数が取りづらい出題形式になりつつありますね。

時間的にはギリギリ全部解けたのですが、期待しているような点数にはならない気がしますね。

難易度的にはどちらも去年と同じくらいかなぁという気はしますが、時間はかかるような気がします。

ここで、法律科目終了です。法律科目終わると試験会場も急に空気が変わる感じがしますね。なんかもう終わった感がすごい。休憩中誰も勉強してないしね。

一般教養科目開始

さて、16時。いよいよ最後一般教養科目がスタートしました。おまけの感が強い一般教養ですが、配点は60点もあります。

もうこの科目は問題の取捨選択が重要ですね。無教養な自分としてはとりあえず取りやすそうな問題から検討して点を拾っていく感じです。文系だけど英語ができないし、もちろん数学や物理、化学といった理科系科目もできないので、結局問題は限られてくるんですけどね。

いつも通り、歴史、地理、国語、経済学、地学といったところをセレクトして解きました。英語も1問だけわかったので解きました。

まぁ、今年も一般教養は難しかったです、地蔵と国勢調査くらいしか自信ないなぁ。今年はオリンピックがあるはずだったので、オリンピックにちなんだ問題も出てましたがちょっと虚しかったですね。

さて、これで今年の予備試験短答試験は終了したわけですが、手ごたえとしては完全にアウトですね。民事系とかいったい何点なんだろって感じです。全科目1桁とかありそう。

公法系はそれなりに解けた感じはしたのですが、点が伸びないのがいつもの自分なのであてになりません。

刑事系もまぁまぁ解けた感じはするのですが、去年もそんな感じで大爆死だったので、今年も期待感ゼロです。

とりあえず明日あたりには予備校の解答も出ると思うので、それから採点していこうと思います。あぁ、採点するの嫌だなぁ。自己最悪の点数かもしれない・・・。

あと最後、マスクしながらの試験はきついっす。