民事訴訟法弱点分析をしてみる

前回民訴の肢別アプリの正答率の画像をアップしましたが、今回はより詳細な分野別の正答率を出したいと思います。

ここから強化すべき箇所を探して弱点克服を図りたいと思います。

まずは総論部分ですが、「訴訟と非訟」が69.2%となっているので強化すべき点といえます。ただ、問題数が少ないので優先順位は低いんであと回しですね。

次は裁判主体のところですが、ここは「管轄・移送」が正答率77%と低く、問題数も多いので優先して強化すべき点といえます。そんなに苦手意識があるところではないのですが、思い込みとかあるのかもしれません。

次は第3編の当事者のところですが、ここはやはり「訴訟能力」ですね。正答率62.5%しかありません。

続いて第4編訴訟の開始では、「訴えの利益」と「訴訟担当」がすこぶる低いですね。問題数も多いですし、ここが補強ポイントですね。

続いて第5編ですが、ここは全体の正答率が9割を超えていますし、とりあえずは大丈夫かなといった感じですね。

次は第6編の訴訟の審理になりますが、ん~、ここはひどいな(笑)。正答率も低いですし、問題数も民訴全体の3分の1以上を占めています。ここが最重要の補強ポイントとなりそうです。優先順位もここが一番かな。

続いて第7編ですが、ここもしょぼい正答率が続くなぁ。。その中でもやはり重要なのは「既判力」ですね。論文でも重要な箇所ですし、ここが補強ポイントとなります。

続いて複雑訴訟。ここもひどい正答率が続きますね。もうここは全部補強ポイントだなぁ。どれも重要な箇所なので優先順位は高いですね。

いよいよ終盤、上訴・再審の箇所になります。ここは「控訴審」が問題数も多くて正答率が低いんで補強ポイントといえそうです。

次は第10編になりますが、ここも正答率は低いので補強ポイントにはなりますが、これまでにあげた補強ポイントに比べると優先順位はちょっと落ちるかな。

最後は、民事執行法・民事保全法ですが、まぁ、ここは知りません。過去問だけやっとけばいいでしょう。

ということで、全体的に弱点だらけですが、その中でも以下にあげた分野をまずは優先して補強していくつもりです。まぁ、間違った箇所とテキストを突き合わせて読み込んでいくくらいしか思いつかないですがやっていこうと思います。

弱点補強分野


①訴訟の審理②既判力③複雑訴訟④訴えの利益⑤訴訟能力⑥訴訟担当
⑦管轄・移送⑧控訴審⑨略式訴訟手続