刑法の弱点分析してみる

前回は民事訴訟法の弱点分析をしましたが、今回は刑法です。

刑法は、肢別アプリ1周段階での正答率が81.5%と民事訴訟法の76.9%に比べるとマシですが、あくまでマシというレベルですね。

まずは、総論と各論でみてみると、各論が8割を切っているのがわかります。

詳細を見てみると、まずは総論ですが、刑法の基礎、責任、刑罰で8割を切っています。論文を考えると、まずは責任のところでしょうかね。あとは問題数の多い構成要件の83.5%、未遂の80.9%も気になるところです。

次に各論ですが、こちらも総論同様9割を超えている分野はありません。特に悪いのは生命・身体に対する罪、自由に対する罪、公衆の安全に対する罪ですね。

生命・身体に対する罪は、たぶん傷害罪の判例問題で結構間違った記憶があるんでそこが原因でしょう。

自由に対する罪は、誘拐あたりが知識的に怪しいんで、そこかなと思います。

公衆の安全に対する罪は、放火罪だと思います。ホントよく間違うので。

他には問題数の多い財産罪も81.3%なので補強ポイントになります。ただ、財産罪のどこが弱いかとこのデータだけではわからないので、もうちょっと調べてみる必要がありますね。とりあえず保留にしておこう。

ということで、刑法は、まずは以下の順で弱点補強をしていこうと思います。

弱点補強分野


①責任②公衆の安全に対する罪③生命・身体に対する罪④自由に対する罪⑤刑罰⑥刑法の基礎⑦構成要件⑧未遂