海事代理士試験の概要について書いていきます。
受験資格
誰でも受験できます。
試験日
筆記試験:9月下旬
口述試験:11月下旬~12月上旬
受験申込受付期間
例年8月上旬から下旬頃まで。
試験地
筆記試験:札幌、仙台、新潟、横浜、名古屋、大阪、神戸、広島、高松、福岡、那覇
口述試験:東京(国土交通省)
受験料
受験料は6800円です。
直近の合格率など
筆記試験合格率
年度 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
---|---|---|---|
平成26年度 | 315人 | 146人 | 46.3% |
平成27年度 | 295人 | 151人 | 51.2% |
平成28年度 | 290人 | 141人 | 48.6% |
平成29年度 | 290人 | 142人 | 49.0% |
平成30年度 | 303人 | 157人 | 51.8% |
令和元年度 | 288人 | 156人 | 54.1% |
令和2年度 | 288人 | 156人 | 54.1% |
令和3年度 | 302人 | 167人 | 55.3% |
令和4年度 | 361人 | 199人 | 55.1% |
令和5年度 | 409人 | 228人 | 55.7% |
口述試験合格率
年度 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
---|---|---|---|
平成26年度 | 157人 | 134人 | 85.3% |
平成27年度 | 167人 | 116人 | 69.4% |
平成28年度 | 173人 | 133人 | 76.9% |
平成29年度 | 162人 | 159人 | 98.1% |
平成30年度 | 162人 | 150人 | 92.6% |
令和元年度 | 160人 | 97人 | 60.6% |
令和2年度 | 199人 | 128人 | 64.3% |
令和3年度 | 212人 | 209人 | 98.6% |
令和4年度 | 197人 | 194人 | 98.5% |
令和5年度 | 235人 | 223人 | 94.9% |
海事代理士は海の行政書士ともいわれる国家資格ですが、そのわりに受験者数は300人程度とかなり少な目です。あまり知名度がないのかもしれませんね。
一方、合格率は筆記試験は50%前後と高めです。また、筆記試験をパスすれば口述試験があるのも特徴です。その口述試験の合格率は年によってバラつきがあって、100%近い年もあれば60%前後の年もあります。
筆記試験と口述試験を合わせた合格率は30%から50%くらいかと思います。
口述試験は東京のみでの実施で、しかも平日に行われるので、地方在住の社会人だとなかなかハードルが高い試験かもしれません。