測量士補試験プチ合格体験記

今年5月に受験した測量士補試験に合格しましたのでプチ合格体験記を書いていきたいと思います。

受験データ

受験回数

1回(2023/5/21)

成績

550点(28問中22問正解)

※成績は自己採点のものです。

測量士補試験自己採点

勉強時間

54時間40分

使用したテキスト、問題集など

・1冊合格!測量士補試験(日本能率協会マネジメントセンター)

・測量士補合格ガイド(翔泳社)

・よくわかる測量(ユーキャン自由国民社)

・令和5年度日建学院測量士補過去問280(建築資料研究社)





かかった費用

・受験料:2850円

・テキスト代:6600円

・問題集代:2970円

合計:12420円

勉強方法

試験勉強自体は昨年の12月から開始しました(わずが15分ですが)。僕の場合、社労士試験がメインでしたので、それの妨げにならないようにできるだけスタートは早くしようと思っていましたので、この時期のスタートになりました。

測量に関しては全くやったことのない分野でしたので、とりあえずわからなくてもイメージができればいいやくらいの気持ちで最初はテキスト読み進めることにしました。なのでテキスト1周目は完全に測量のイメージづくりのつもりでした。

が、最初は「測量士補合格ガイド」を読み進めていったのですが、難しすぎてイメージすらなかなかできないようなそんな感じでした。そのうちだんだんとテキストを読み進める速度は落ちていき、2月半ばくらいには完全に読まなくなってしまいました。結局テキスト1周すらできず挫折。

そうしているうちに3月になってしまい、このままではまずいと思い、思い切ってテキストを変更しました。使ったのが「1冊合格!測量士補試験」というテキストです。このテキストは試験合格のために必要なことがコンパクトにまとまっていて使いやすかったです。正直に言うと、これでもよくわからないところもあったのですが、ページ数が少ない分何度も繰り返して読み込むことができたので、最終的にはおおよそのことは理解できたのではないかと思います。

あとこのテキストと同時に読んでいったのが「よくわかる測量」です。これは試験勉強というより完全に測量についてのイメージづくりですね。まぁ、読まなくても全然いいですが、読み物としてはおもしろかったです。

テキストを1周させて2周目を読み始めたころから過去問集も開始しました。過去問をみればわかりますが、測量士補試験は同じ問題が何度も繰り返して出題されるので、合格するには過去問は必須アイテムですね。最終的には過去問をぐるぐる回すだけでもいいくらい過去問を解くことが重要です(まぁ、僕はそこまで回すことはできませんでしたが)。

ということで、GW明けくらいからは過去問を解くのに多くの時間を費やしました。ただ、テキストの読み込みもしっかりしました。結局過去問は2周、テキストは4,5回は読んだかなと思います。

直前3日間くらいは特に計算問題に力を入れました。計算問題はパターン化されていて数字だけが違うような問題がほとんどでしたので、きっちりパターンを覚えました。計算も試験では電卓が使えないので本試験を想定して電卓なしでやりました。

結果的にはこの計算問題で合格したといっても過言ではないくらいでしたので、この3日間は大きかったです。

反省点・雑感など

反省点としては、やはりテキスト変更の件でしょうか。最初から「1冊合格!~」の方でやっていればよかったなと思います。そして適宜「測量士補合格ガイド」の方も使用していければより理解が深まったのではないかと思います。

そしてこのことで直前5日間は測量士補試験1本の勉強になってしまったことです。当初の予定では直前でも社労士試験の勉強も並行していけるようわりと早めに測量士補試験の勉強を開始したはずだったのですが、結果として社労士試験の勉強が疎かになってしまいました。

本試験の受けての感想としては、前にも書きましたが、知識問題が難しいなぁと思う反面、計算問題はオーソドックスな出題でしたので、計算は面倒ですが解きやすいといった印象です。

10年分の過去問を解いていてもここ数年は知識問題が難化しているなぁという印象を受けたので、やはり計算問題で確実に点数を稼いでおくことが合格への近道かなと思います。

測量士補試験は合格率が30%を超えてくるので、そこまで難関な資格ではありませんが、勉強内容はものすごく難しい、そんな印象を受ける試験でした。