今更ですが、去年のプチ不合格体験記を書いていこうと思います。80%くらいは去年のうちに書いていたのですが、残り20%を2023年の本試験終了後に加筆しました。
受験データ
受験回数
2回(2021 2022)
成績
選択式:31点
択一式:40点(健保法基準点割れ)
ちなみに一昨年は選択式21点、択一式32点でした。
勉強時間
632時間32分(2021年12月~2022年8月)
利用した講座名
すべて山川社労士予備校の講座になります。
・新・合格講座INPUT編
・新・合格講座OUTPUT編
・ひっかけ対策演習講座
・山川答練
・過去問題10年網羅
・月間講座Monthly
・抱き合わせ問題対策講座
・改正法マスター講座
・穴埋め式対策講座
・白書マスター講座
かかった費用(2022年分)
受験料:15000円
予備校費用:35400円(山川予備校 月額4400円×8か月分)
模試代:10900円(TAC:8800円 LECファイナル模試:2100円)
合計:61300円
勉強方法
一昨年は試験まで3か月というところからのスタートでしたが、2022年試験は2021年の12月から始めました。そして何より今回は予備校を利用してのトライとなりました。
予備校を利用するという形をとりましたので、基本的に今回は予備校のインプット講座に沿って勉強を進めていきました。
そしてこのインプット講座の講義を全期間にわたって聴いていました。なので、全科目3回くらいは聴いたと思いますが、一方で直前期を除けばテキストの読み込みはほとんど行わず、ほぼほぼインプットに関しては講義を聴いて終わりになってしまいました。
他には改正法マスター講座や白書マスター講座などもありましたので、こちらも1度だけですが聴きました。
また月間講座Monthlyでは、労働判例や一般常識をまとめたもの、横断整理などの講座がありましたので、重宝して聴きました。
アウトプットに関しては、山川予備校の過去問題10年網羅を使用して一問一答式の問題を解いていきました。が、科目によっては1周もすることができず本試験を迎える羽目になってしまいました。
他にはアウトプット講座の一問一答式の問題を解いたりもしていました。これはスマホから解くことができたので、主にスキマ時間を利用して使っていました。
直前期は選択式対策として穴埋め式対策講座の問題を解きました。穴埋め式対策講座の問題は1科目15~20問くらいはあったので全部消化するのに時間がかかりましたが、そのおかげか本試験では基準点割れすることなく、総得点も30点を超えてくれました。
他にも山川予備校には山川答練やピンクマーク答練、抱き合わせ問題などアウトプット教材も充実していたのですが、過去問の消化に精一杯であまり手を付けることができないまま終わってしまいました。
敗因分析
去年と違い、今回は勉強期間自体は十分あったと思います。しかし、勉強時間は直前期を除けば1日平均2時間程度だったので、まずもって勉強量が少なかったのが1つ。
また、上にも書きましたが、勉強時間の多くをインプット講座の講義を聴く時間に充ててしまっていたので、勉強自体が受け身になっていたように思います。講義を聴いていることで勉強をしたような気になっているというかそんな時間が多かった気がします。
そして上記と関連していますが、アウトプット不足。過去問1周すらできなかった科目があったのは問題でした。そしてその1周すらできなかったというのが、択一で基準点割れした健保法なんですよね。まぁ、因果応報というか当然の報いを受けたわけですね。
総合的に分析すると、今回の敗因はテキストの読み込み不足、アウトプット不足からくる知識の不正確さかなと思っています。本試験でも全くわからないというよりはむしろ知識が曖昧がゆえに答えを絞り込めないといったことが多かったように思います。10の不正確な知識より1つの正確な知識とよくいいますが、改めて再認識させられました。
次回に向けて
上記より、次回に向けてまずは勉強時間を増やすことが必要ですね。仕事のある平日はなかなか時間を確保するのは難しいですが、休日はもう少し時間が取れるはず。
続いてテキストの読み込みを増やすこと。今後も山川予備校は利用するつもりなので、インプット講義は改めて聴くつもりですが、今回みたいに何回も視聴せず1回きりにして、その分テキストの読み込みに時間を充てたいと思っています。テキストの読み込み時間を増やすことで不正確だった知識を正確なものに変えていきたいですね。
そしてアウトプット不足の解消ですね。ネットなどでは過去問を3周以上しているという書き込みも多くみるのですが、そこまではできなくとも少なくとも2周くらいはしたいところです。それプラス山川答練やピンクマーク答練なども次回は積極的にこなしていきたいと思っています。特に最近は選択式も択一式もプチ事例式の問題が増えてきているので、一問一答式も大事ですが、より本試験型の演習問題に取り組んでいこうと思います。