年金アドバイザー3級(銀検)自己採点と試験雑感

10月24日に受験した年金アドバイザー3級の解答が27日に公式サイトで公表されたので、自己採点してみました。とっくに採点はしていたのですが、公務員試験の勉強がありましたのでなかなか記事がかけないままでしたがようやく書くことができました。

結果は100点満点中84点でした。合格基準が60点以上ですので合格ということになりますね。

年金アドバイザー3級は、①基本知識30問②技能・応用20問の計50問から成り立っており、1問2点の配点です。

では、採点結果と試験雑感を書いていきたいと思います。

①基本知識(46点/60点満点)

基本知識は先述通り30問ありましたが、相続アドバイザー3級のときに事例式問題に時間がかかったことからできる限り早く終わらせたいと考えて臨みました。目標は30分でした。

序盤から中盤にかけては問題集でも見た問題、肢が多くそれほど悩むことなく解いていくことができました。問21までに間違った問題は1問で済みました。間違った問題というのが問2で公的年金制度の沿革等についてでしたが、社労士受験生としては間違ってはいけなかったですね。年金分割制度は平成20年実施だったような気がしましたが、被用者年金制度の実施も平成27年実施じゃなくてもっと最近かなと思って肢5を選んでしまいました。まぁ、これで忘れることもなくなるでしょう。

問題は問22以降です。ここからの9問で6問も間違えてしまいました。間違ったのは問22、23、24、26、28、29です。この中では特に問23の寡婦年金と死亡一時金の問題、問29の年金制度改正の問題を落としたのは痛かったなぁと思いますね。問23も29もどの肢も正しいように見えて困りました。残りの問題はわかる肢もありましたが、わからない肢のほうが多くて勘で答えたという感じです。

間違ったのは社労士試験でいうところの社会保険に関する一般常識にあたるような部分が多かったので今後しっかり勉強していかなければならないですね。

そして基本知識問題が終了した時間は10時35分。目標の30分には及びませんでしたが35分で終われたので上出来といえます。ただ、後半の問題があまりにも手応えがなさすぎて事例式問題でしっかりとらないとヤバいなぁとこの段階では思っていました。

技能・応用(38点/40点満点)

基本知識問題が10時35分に終了しましたが、解答をマークシートにつけていた関係で技能・応用問題の開始は10時40分になりました。事例式問題は基本知識問題のように順番には解かずに計算が少ない問題から解いていきました。

なので比較的計算の少なさそうな後半の問題から解きましたが、どれも年号を西暦に変えて解いていったのでそこでミスらないように気をつけました。事例式問題については問題集に載っていたものと形式は同じ問題ばかりだったのでそれほど悩むことなく淡々と問題を処理していけたと思います。

間違ったのは1問で問32です。妻は3号女子ですね。1号女子だと思って肢4は正しいと判断してしまいました。あとはミスなく解けたようなので万々歳といっていいでしょう。

合計(84点/100点満点)

ということで、基本知識、技能・応用合わせて84点でした。新作問題にやられたという感じで目標点の90点には届きませんでしたが試験直後の感触からするとよくとれたなという感じです。相続アドバイザー3級のときは68点での合格でしたので、それに比べると十分満足のいく点数にはなりました。

上にも書いた通り間違った問題の多くは社労士試験でいうところの「社一」にあたる部分でしたので、来年に向けて範囲は広くキリがないところもありますが社一も強化していきたいと思います。

3月には2級がありますが、う~ん、これはどうしようかな。まぁ、まだ何ともいえないですが検討はしたいと思います。