法学検定アドバンスト受けてきました

今日は朝から法学検定アドバンスト(上級)がありましたので、受験してきました。

法学検定は、まだ2級~4級時代の2005年に一度受けたことがあるので、実に14年ぶりの受験となります。

14年前もアドバンストの前身である2級を受けて合格しているのですが、今回は、改正民法が出題されていることや司法試験予備試験のペースメーカーとして受験することにしました。

朝10時から試験開始だったので、9時くらいに家を出発し、今日は午後から国内旅行地理検定もあることから電車で行きました。

試験会場は北海道大学で、久しぶりにクラーク先生を拝んでから会場入りです。

着いたのは試験開始20分前でしたが、すでに他の受験生は着席して勉強していました。受験者数はわずか12名(うち1名欠席)とかなり少数です。

14年前受けたときはもっと受験者数が多かったんですけどねぇ、法科大学院が下火になっているせいか受験生が激減しています。受験料が高いのも原因の1つかもしれませんが。

さて、試験の方ですが、先にも書いた通り、午後1時から国内旅行地理検定があるので、試験終了の12時半までやっているわけにはいけません。なので、何とか12時までには終わらせようと思って挑むことにしました。

試験科目は法学基礎論、憲法、民法、刑法が必須科目で、選択科目としてA群から1つ、AorB群から1つを選んだ計6科目となります。

選択科目のA群は、民事訴訟法、刑事訴訟法、商法、行政法で、B群は労働法、破産法、経済法、知的財産法で、僕は刑事訴訟法と商法を選択しました。

10時試験開始と同時に刑法から解き始めました。特別得意なわけではないですが、試験開始直後でもわりと文章が入ってきやすいので。

詐欺罪の問題がよくわかりませんでしたが、20分弱で9問終了。1問はとりあえず保留して、次は刑事訴訟法に着手です。

これも20分弱かかって、8問は解けましたが、2問はよくわからず保留しました。最後の問題がよくわからなかったですね。ま、何とかひねりだしましたが。

続いて民法です。民法は今回改正後の民法が出題となりましたが、僕自身明らかに勉強不足でした。というよりほとんどしてないといっていいです。

不法行為の消滅時効も人の生命または身体を害する場合は5年になったんですね。知らなかったです。ということで、3年のままだと思っているので、余裕で間違えました。肢5もおかしいと思ったんですが、もしかしたらこれが改正で追加されたのかなと思い、こっちを選んでしまったんですよね。民法は点数がヤバそうな気がしますね。

次は法学基礎論にとりかかりました。これは10問中5問を選択する形式でしたので、解けそうなのを選んで解きました。前回受験したときは5問中1問しか正解できなかったですが、今回はもう少しとれるんではないかと思っています。

残り2科目の段階で、11時10分くらいだったので、いいペースのまま商法に着手しました。商法は全問組合せの選択肢だったので、1肢くらいわからなくても何とかなりますが、正直自信はないです。ただ、サクサク解いていったので、15分くらいで終了しました。

最後は憲法です。法学検定のアプリで過去問をやってみましたが、正答率が悪かった科目です。判例の知識が中途半端なんですよね。よって、今回も自信ありません。ちなみに、前回受けた時も半分しか点数が取れてません。全く成長がないですねー。

憲法が終わったのが11時50分だったので、見直しもせずに速攻で試験室を退室して国内旅行地理検定の受験会場に向かいました。

全体的にはまずまずのスピードで解けたとは思いますが、正解してるかは全く別です。手ごたえもそんなになかったですしね。明日解答発表があるみたいなので、明日さっそく自己採点してみたいと思います。

一応、予想点数を書くと、法学基礎論3点、憲法7点、民法5点、刑法7点、刑訴6点、商法7点の計35点くらいかなぁと思っています。感覚的になんで全然違うかもしれませんが。

とりあえず、民法は改正法しっかり勉強しないとダメですね。