昨日受験してきた世界遺産検定の解答が公式サイトで公表されたので、さっそく自己採点してみました。
試験終了直後は受かってもギリギリかなと思ったのですが、思ったよりも点数はよくて82点でした。2級だと60点以上が合格なので、採点通りなら合格ということになります。
国内旅行地理検定3級のときは、ほとんど勉強できずに受験することになってしまいましたが、今回は2週間程度ですが勉強して臨むことができたのでよかったと思います。
では、大問別に自己採点結果と試験雑感を書いていこうと思います。
世界遺産条約に関する問題(6/7)
まず最初は世界遺産条約に関する問題で、4問出題されました。([1]~[4])
世界遺産の基礎知識に関する問題なので、確実に点数をとっておきたいところなのですが、1問目から迷ってしましました。一応正解はしてはいたものの、暗雲立ち込めるスタートとなりました。
続く2問目の年号順に並び変える問題も2つしか確実に年号がわかるものがなく、それでも2択に絞りましたが、不正解でした。
あとの2問は自信をもって答えられました。結果的には1点の失点で済みました。
世界遺産に関する問題(4/6)
続いては世界遺産に関する問題です。([5]~[7])
世界遺産検定なのだがら世界遺産に関する問題なのは当たり前だという突っ込みは置いといて、ここもいまいち自信がなかったのですが、何とか2点の失点で済みました。
間違ったのは[6]の真正性の問題。自分のイメージする肢がなかったです。近いのは④だったのですが、アテネ憲章の概念は継承してないなと思って消去。あとの3つの中から選びましたが見事撃沈。
世界遺産委員会に関する問題(5/5)
世界遺産の基礎知識に関する問題が続きます。次は世界遺産委員会に関する問題でした。([8]~[10])
ここは、2問は自信もって答えられました。残り1問もおおよそ大丈夫かなぁと思って解答しました。結果的には満点でした。
登録基準に関する問題(4/4)
続いて登録基準に関する問題。([11]~[12])
登録基準に関しては何度もテキストを見ていたので、10ある登録基準については覚えていました。なので、特には問題なかったと思います。
日本の文化遺産に関する問題(6/7)
ようやく世界遺産の基礎知識に関する問題が終わり、日本の文化遺産に関する問題です。([13]~[17])
ここはしっかり点数を取らねばと思って臨んだのですが、自信があったのは1問だけ。
間違ったのは原爆ドームの問題でした。どれも正解に見えて困りましたね。呼び名がころころ変わっていたので、③かなと思いましたが不正解でした。
まぁ、1点の失点で済んでよかったかなというところです。
産業遺産に関する問題(2/2)
次は産業遺産に関する問題。([18]~[19])
2問しかない上にどちらも配点が1点しかありません。どちらも正解はしましたが、[19]に関しては完全にお手上げ。ヤマ勘が当たっただけです。
山や高原を含む遺産に関する問題(3/3)
次は山や高原を含む遺産に関する問題でした。([20]~[22])
ここも配点はすべて1点の問題でした。ここに関しては[21]が若干怪しかったですが、まぁ、問題なく答えられたかなと思います。
会話問題(5/10)
次は中央ヨーロッパに着いたばかりという2人の会話からの問題です。([23]~[28])
ここは惨敗ですね。6問中3問わかりませんでした。ヤマ勘も当たらずすべて間違えました。
宗教や信仰に関わりのある遺産に関する問題(3/7)
次は宗教・信仰の問題。([29]~[32])
宗教に関する世界遺産は多いので、ごちゃごちゃしやすいんですが、案の定惨敗でした。
ボロブドゥールの仏教寺院群はインドネシアということはわかっていたのですが、地図上の位置までは把握してなかったです。2択で間違えました。
シリアル・ノミネーション・サイト等に関する問題(4/4)
次はシリアル・ノミネーション・サイトとトランスバウンダリー・サイトに関する問題です。([33]~[34])
2問だけですが、どちらも自信をもって答えられました。秒殺ですね。
先史時代の世界遺産に関する問題(4/4)
続いて先史時代の世界遺産に関する問題。([35]~[36])
ここも2問だけ。[36]は若干怪しかったですが、ヴェゼール渓谷とタプタプアテアはフランスの世界遺産なので、消去法で選ぶことができました。
なので、ここも問題はないかなと思っていました。
自然遺産に関する問題(7/7)
次は自然遺産の問題です。([37]~[40])
4問中3問が日本の自然遺産に関する問題でした。どれも過去問で見たので問題なく解答できました。
最後のドーゼット及び東デヴォン海岸は何となく解答して正解。運がよかったです。
ということでここも満点です。
古代文明や都市遺跡に関する問題(4/7)
続いて古代文明や都市遺跡に関する問題。([41]~[44])
ここはかなり苦戦しました。どれも見た記憶はあるのですが、よく覚えていない。
ネムルト・ダーなんかは直前に見ていたと思うのですが、思い出せなかったです。
まぁ、よく4点確保できたなというのが率直な感想ですね。
アフリカ大陸にある世界遺産に関する問題(3/3)
次はアフリカ大陸にある世界遺産に関する問題です。([45]~[46])
出たな、英語問題という感じでした。テキストにも載っていましたが、全部飛ばしていました。
内容自体は平易で、ンゴロンゴロ自然保護区の問題でした。ここはクレーターでできた場所ということはわかっていましたので、速答です。
手紙問題(6/8)
次は五島列島を旅行中だというミノルからナオトにあてた手紙からの出題でした。([47]~[51])
ここはバロック様式の問題を間違えました。建築様式は多すぎてなかなかきつい。ゴシック様式の説明くらいしかわからなかったですね。
城を含む世界遺産に関する問題(4/4)
いよいよ佳境に差し迫ってきました。城を含む世界遺産に関する問題です。([52]~[54])
お城は大好きなので、日本のものに関しては自信もって答えられました。ラホール城も過去問でみたので問題はなかったです。
複合遺産に関する問題(4/4)
次は複合遺産に関する問題。([55]~[56])
サーメ人地域に関する問題は自信もって答えられましたが、トンガリロ国立公園の問題はよくわからず。消去法で何とか正解を導けました。
独特の建築物をもつ遺産に関する問題(4/4)
次は独特の建築物をもつ遺産に関する問題です。([57]~[58])
「イスタンブルの歴史地区」の問題。見た記憶がないと思ったら2級の公式テキストには載ってなかったです。3級のテキストにのってるんかなぁ。まぁ、正解したからいいのですが。
「ポトシの市街」は、また建築様式の問題。これも覚えていなかったですが、南米とスペインの融合なので、メスティソ様式を選んだら正解していました。
メスティソって混血を意味するってのは、何か中学か高校くらいで習ったので、それかなぁという感じで答えました。
その他(4/4)
最後は来年の世界遺産委員会に関する問題です。([59]~[60])
来年の世界遺産委員会は中国で行うことは押さえてあったのですが、登録件数とか知らんつうの。
テキストの最初にあった地域別の全世界遺産の一覧表の中国の箇所を思い出して何とかひねり出しました。
合計点(82/100)
ということで、合計点は82点でした。もっと悪いと思っていたので、結果には満足しています。
次は1級を目指したいですが、全世界遺産が範囲になりますし、2級くらいの勉強だと全く太刀打ちできないので、しっかり期間を設けて勉強していかないとダメですね。ん~、時間取れるかは微妙だなぁ。